【いまさら聞けないドラマーの基礎知識】第4回『ハードウエア、スタンドのセッティング』
こんにちわ!店長シミズです。
【いまさら聞けないドラマーの基礎知識】第4回『ハードウエア、スタンドのセッティング』
第4回目『ハードウエアのセッティング基礎知識!』その1。
イスとスネアスタンド。
意外に知らないことだらけのドラム関係機材の使い方。なんとなぁくで使っていたら、せっかくの機能が使いこなせてなくて使いづらいことになっていたり、最悪の場合は故障したりしてしまいます。
機材の使い方や、各部パーツの意味をちょっと知ってるだけで使いやすく、故障し難く長持ちするようになりますよ!

それでは、ドラムスローンのセッティング方法から
・ドラムスローン(イス)のセッティング
最初にスローンの脚部(3本または4本の足)がしっかり開いているかを確認します。シンバルスタンドやスネアスタンドのような形状の足もありますが、多くは写真のような形状
スライドする箇所が地面と水平になるまでしっかりと下げ、最も下にあるウィングナットでしっかりと固定します。ここが緩んでいるとゆらゆらする原因の一つになります。そして足の向き!諸説いろいろありますが、3本または4本あるうちの1本をバスドラ側に向けるのが定説となります。前のめりに重心が動くことがあっても、背もたれが無い限り真後ろに体重を乗せることがないからです。真ん前にあるとちょっと邪魔だなぁと感じる場合は少しずらしてもいいでしょう。
次にシートの裏側を確認。

シートはパイプと固定します。ただ刺さっているわけでなく固定します。
よく緩んでシートだけがクルクルと回っていることはありませんか?わざと緩めて回るようにしている方や専用のパーツを使用している場合は別として、基本的にはここはガチっと固定してしまいます。緩んでいるとガタつきの原因になりフォームが安定しません。場合によっては腰痛の原因にもなります。
ネジが2個あるタイプはナットとウイングナットが使用されている場合が多く、まずナットをパイプの径に合わせるように軽く締め、最後に反対側のウイングナットでしっかりと固定しましょう。
では最後に高さを調整。希望の高さになるように調整します。多きく分けて3種類。
・ジョイントとメモリーロックで調整するタイプ 安価な機種

シンバルスタンドなどと同じジョイントで調整します。まずメモリーロックとジョイント部のネジを緩め、好みの高さにし両方で固定しましょう。このタイプはメモリーロックが必須です!ジョイント部を締めるだけでは支えることが出来ません。メモリーロックとジョイントに溝きりがある場合はちゃんと併せてシートがパイプごと回らないようにしましょう。
・くるくるタイプ 上位機種

全てのタイプにいえますが、パイプには触らないようにしましょう!特にこのタイプはネジの形状なので、オイルやパーツが磨耗した黒い汚れが付着しています。演奏前に触ったしまったらオイルと汚れでスティックが滑っちゃうかも!!
まずはパイプと先ほど固定したシート部を片手で支えながら持ち上げ、ジョイント部を少し緩めます。シートを回して高さ調整するのもいいですが、機種によってはジョイントを緩めるとパイプごとスとーん!っと落ちてしまいますので、パイプについている黒いロックナットを使って調節しましょう。
・ガス圧のサスペンションタイプ
特に注意すべき点はありません!!
以上が基本的なセッティング方法と注意点です。
イスの正しい高さや座る深さ位置の定義は色々あります。演奏しやすければ問題ありませんが、ペダルが踏みにくい。バスドラの音量が出せない。ハイハットが踏み込めない。などなど、、悩みや問題に合わせてイスの高さや座り方、セッティングを見直すのもいいでしょう。

イスの高さ、セッティングが決まったら次はスネアスタンドを調整してスネアの位置を決めましょう!!
・スネアスタンドのセッティング
まずはスネアがマウントされていない状態でスローンと同じように脚部からチェック!
足が極端に広がっていたりしていないかを確認します。基準としては写真のように脚部パイプの真ん中辺りに調整しておくと足ゴムのグリップも最大限に使え安定します。

ツインペダルを使用する場合はシャフトに当たらないように足の向きや広げ具合を調整しましょう。
足の向きはスネアの傾ける方向にあわせるといいでしょう。
打面を自分側に傾けている場合は1本を自分側に。同じく打面がバスドラ側に向いている場合は1本をバスドラ側に。
一度しっかりとバスケットを広げスネアをマウントします。

ストレイナースイッチにバスケットの爪部分が当たらないようにします。ストレイナーの位置はお好みの位置で問題ありません。基本的なセッティングとしては左手側9時の位置くらいにセッティングします。
これも好みやサウンドへの影響なので意見が分かれるところですが、バスケットを締めてスネアとスタンドを固定します。

スネアをバスケットに固定したら次はスネアを好みの高さと角度に調整!
ここでバスケットと重心の位置関係にも注意。大抵のスネアスタンドは脚部のパイプから横にずれた状態でバスケットがあります。重量の重いスネアをマウントし、横にずれている側に傾けるなどすると非常に安定感の無い状態になるので、傾ける向きとバスケットの位置、足の向きを注意しながらセッティングしましょう!

以上が基本的なスネアスタンドのセッティング方法と注意点です。
イスと同様に高さや向きの決まりはなく演奏しやすい位置に調節しましょう。
いろんな形状のスネアスタンドがありますが、基本的な構造は同じなので、ちょっと知っておくだけで演奏中のトラブルを防ぎ、壊れかけのハードウエアを使うときなんかにも上手に対処できるようになります!
如何でしたでしょうか?今回はイスとスネアスタンドのセッティングについてでした。
サウンドにも多少変化が出ますが、大事なのはちゃんと演奏できること!
当たり前のことですが、何かの参考になれば幸いです。
ではまた次回の"いまドラ"をお楽しみにぃ~
次々回にその2としてハイハットスタンドやタムホルダー、シンバルスタンドのセッティング方をお伝えしたいと思います。
