コンガのシェル割れ修理
§コンガの割れ修理
コンガやボンゴを演奏中や運搬中に倒したり、落としたりすると、シェルにひびが入ったり、割れてしまうことがあります。
シェルが割れてしまうと、サウンドにも大きな影響が出てきます。
伸びが無くなり、音量も小さくなり、芯の無いサウンドになってしまいます。しかも、割れた箇所も修理せずにおくと、どんどん症状が悪化していくので、なるべく早く修理することをお奨めします。
今回はお客様からコンガの割れ修理の依頼がありましたので、作業をご紹介いたします。



?割れている箇所の確認
今回ご依頼を受けたお客様のコンガの破損状況を確認します。
演奏中に倒してしまったようで、ボトムから20cm程割れています。
幸いにも木目に沿うように割れているので割れ目を接着することで補修可能です。
割れてから時間が経過していたり、砕けるように割れていると修理が困難な場合もあります。

?パーツの取り外し
逆さにして作業するので、ヘッドは外しておきましょう。
ボトムの金具を外します。色々なタイプがありますが、多くは木ネジで直接シェルに留めるタイプです。


?接着
割れている箇所に強力な接着剤を流し込みます。
ヘラ等を使いしっかりと内部に行き渡らせます。
表面に付着した不要な接着剤を綺麗に拭取り、いよいよ締め上げる工程に入ります。






?クランプでの締め上げ
三角形の楔状の木片を使用しクランプを装着します。
クランプの位置、締め上げる力加減などを間違うと余計に割れてしまうので、熟練した技術と経験が必要となります。
締め上げると接着剤がはみ出てくるのでさっきと同じように綺麗に拭取ります。
シェル内側は元の仕上げのようにちょっと残し気味にしました。





?千切り(チギリ)の取り付け
割れている箇所をより安定させる為に“千切り”を打ち込みます。
まず、取り付ける箇所にマーキング。
次にノミを使い掘り込んでいきます。なるべく用意した千切りの厚さになるまで深さを整えます。
掘り終えたら接着剤を入れ千切りを打ち込みます。


?乾燥と仕上げ
丸1日乾燥させ千切りを打ち込んだ部分をヤスリで均します。
表面の塗装も場合によっては修正します。
修正した箇所の周りをマスキングし、薄くクリアラッカーを吹付け磨きあげます。
砕けるように割れて色抜けがある場合、メーカーと同じ塗料が手に入らないので基本的にはクリアまたは何もせずワックスで仕上げることになります。



?完成
外していたボトムの金具を取り付け、ヘッドを付け直して修理完了です。
修理痕は表面塗装にクスミのようなものが多少残ります。
ご紹介した修理内容は全ての割れ修理に対応するものではありません。
割れている箇所の程度に合わせて都度、修理内容が異なりますので、補修箇所を実際に拝見してから修理内容を決定いたします。
コンガ割れ修理 ¥9000~
今回の修理料金
■コンガのシェル割れ修理
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通常割れ補修 9450
ボトム金具修理 1050
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税込み合計 ¥10500-
お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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